406002 ランダム
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低音男の部屋

低音男の部屋

抱いてもいいだろう?

しんしんと雪が降り積もる夜。

部屋の中だけは楽園のように暖かい。

男は女に向かって優しく囁いた。

「ねぇ、抱きたいんだ、抱いてもいいだろう?」

「駄目よ」 女の答えは外の雪より冷たかった。

「いいだろう、抱きたいんだ」

「駄目だって言ってるじゃない」

「入れたいんだ、入れて抱きたいんだ」

「どうしても駄目なものは駄目なの」

「何でそんなに冷たい態度なんだ、俺は入れるぞ~」

「ダメ~、ダメだって、やめて~」













「あ~、ほら汚れちゃったじゃない誰が掃除すると思ってるの~,
犬は雪だって平気なんだから家の中に入れないで~」




[エロスの香りへ]



ト音




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